毎日仕事を頑張っているのに給料が上がらない…と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
もしかしたら、「稼げない人の共通点」に当てはまってしまっているかも。
今回は稼げる人・稼げない人の違いを2つ紹介。稼げるようなアクションプランも解説します。
違い①:リスクをとれるか、とれないか
稼げる人は、「損をするかもしれない」と思ってもスピーディーに判断し、検証・分析もスピーディーです。
判断することは、失敗のリスクを伴います。普通の人は失敗を避けるため、「判断すること」に対して抵抗感があるのは普通のことです。
しかし、判断ができないと、失敗する場数も、成功した場数も経験として積み重ねることはできません。
仕事において、経験があるかないかは大きく差があります。同じスキルを持っていても、経験豊富なだけで採用率や成約率がぐんと上がります。
そのため、判断力がある人は同時に経験が豊富であるため、稼げる仕事に結びつきやすくなるのです。
一方、 稼げない人は、この判断をできずにリスクを取らず、行動を取れません。
ビジネスの世界はITの発展でどんどん変化が激しくなってきています。そのため、いくら頭の中でシミュレーションしても、実際やってみなければ結果はわからないことは多くあります。
「やるか・やらないか」の決断する時間が遅ければ遅いほど、リスクを取れる人との差が生まれます。
判断のできなさは執着心の現れかも
リスクの取れない人の原因に、「人・モノ・金」への執着があるのかもしれません。
ここまで頑張ってきたんだから今更変えられない….。たくさん投資をしたから損切りできない….。そんな風に考えていると判断ができなくなり、ズルズルと同じことを繰り返すことになります。
変化を恐れず、積極的にリスクを取れるようになれば、稼げる人に一歩近づけるでしょう。
違い②:ニーズにフォーカスするか、スキル習得が目的か
稼げる人は、お金を稼ぐには顧客の悩みやニーズにフォーカスすべきだと考えます。
そもそも仕事とは、誰かの悩みやニーズを解決するためにあります。どんなにいい製品でも、誰の役にもたたなければ値段はつきません。
悩みが深ければ深いほど、悩んでいる人が多ければ多いほど、問題解決が難しければ難しいほど、悩みやニーズがあり、たくさんお金が稼げます。
加えて稼げる人は、ただクライアントが依頼したニーズだけでなく、もっと本質的な問題解決を目指そうとします。
例えば、ホームページ制作を頼まれた時、ただ制作すれば良いのではなく、どうしてクライアントは制作したいと考えたのか?最終的にどうなりたいと思って制作を頼んでいたのか?までを考えます。
ホームページ制作を依頼してきたということは、たくさんの人に見て欲しい=顧客を増やしたい、というニーズがあります。そこにフォーカスして制作できるかが、稼げるか稼げないかの分かれ目です。
一方、 稼げない人は、スキルの高さと年収が比例すると考えます。
先ほど述べたように、問題解決の難易度が高ければ、多く稼ぐことはできます。しかし、それだけに固執していると、根本的なニーズや悩みを忘れてしまうこともあります。
スキルはあくまでも問題解決のための手段の一つ。スキルをたくさん身につけるよりも、お客さんのニーズや悩みに注目して、場数を増やす方がいいかもしれません。
スキル習得を目的化しないように注意が必要です。
稼ぐためのアクションプランを紹介!
ここまで、稼げる人と稼げない人の違いを解説してきました。差があるならば、そこを埋めていくような努力を日々心がけていきたいですよね。
ここでは、稼ぐためのアクションプランを2つ紹介します。仕事やプライベートでぜひ実践してみてください。
リスクを取る練習をする
リスクを取るには慣れが必要です。
いくらリスクを取ることが重要だといっても、いきなり大きなリスクを背負うことはできません。仕事上で取り返しのつかないリスクを負ってしまっては、本末転倒ですよね。
どれだけのリスクをとってリターンを得られるのか、肌感がわかってから仕事に活かすことが重要です。
そこで、まずはプライベートでリスクを負う練習から始めてみましょう。プライベートでしたら自分が負える範囲でのリスクに留められ、回数も重ねられます。
おすすめは、 自分で企画して遊んだり、イベントを企画してみることです。
自分で企画し、誰かを誘うことで、「言い出した」というリスクが生まれます。
そこで、言い出したのだからみんなを楽しませないと!と責任感が生まれ、どうやったら成功するのか必死に考えるようになります。
もしかしたら、全員が楽しめなかったという「失敗」に終わるかもしれません。しかしその後「次はどうしたらみんなを楽しませられるか」を分析し、次のアクションにつなげられます。
この回数を増やし、またリスクを少しずつ大きくすることで、仕事でもある程度リスクとリターンを比較でき、適切なリスクを取れるようになります。
最初からリスクを取れる人はいないので、少しずつ練習していきましょう。
ビジネスのお金の流れに着目する
顧客のニーズや悩みを的確に判断するのは、最初はとても難しいでしょう。自分が参入したばかりの市場だったら、なおさらです。
顧客のニーズや悩みを把握するためにおすすめなのが、 自分が稼ぎたいジャンルのお金の流れに着目することです。
例えば、クラウドソーシングでライターを請け負っていきたいとします。
そこには、たくさんのクライアントとライターがいます。それぞれをよく観察することで、お金がどこに流れていくのかがわかるようになります。
稼げるライターはどんな案件をとっているか、高単価なジャンルは?それを依頼しているクライアントはどんな人?企業?お金を出して外注してまで運営しているメディアはどんなもの?などなど。
まずは自分自身でその流れに乗って(受注して)お金の流れはどうなっているかを意識的に観察してみましょう。ニーズや悩みを把握しやすくなり、稼げるポイントが見えてきます。
\分析するにはまずは登録/
会社員でも同じことが言えるでしょう。自分の部署はどこにお金を使っているのか、外注先は何を基準に選んでいるのか、どういったリターンを考慮してリスク(お金)をとっているのかなど、着目できるところはたくさんあります。
お金の流れに注目し、自分だったらどこのニーズに応えられるかな?と日々分析してみましょう。
まとめ
稼げる人と稼げない人には、考え方の大きな差があります。
1つ目は、適切なリスクをとり、検証、分析できるか、それとも優柔不断で何も判断をせず変化しない人なのか。
2つ目が、ニーズや悩みに焦点を当てられるか、スキル習得が目的化しているかどうかです。
稼げるようになるには、日頃からリスクを取る練習を重ね、お金の流れに着目し、自分の能力が活かせるニーズについて分析しましょう。