【集客テク】ブログ運営・Webライティングに必須なナーチャリングの考え方とは?

Webライター・ブログ

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「ナーチャリング」という考え方をご存知ですか?

マーケティグ用語の一つで、企業が積極的に取り入れている手法であり、Webライターやブログ運営でも役立つ考え方なんです。

この記事では、ナーチャリングについての概要と、ライター・ブロガーがどういった場面で役立つかを解説します。

Webライティングを受注できたけど、なぜか修正依頼が多い…と悩んでいる方や、ブログの集客がなかなか伸びない….とお悩みの方は、ぜひ今回の記事を参考に施策に取り入れてみてくださいね。

ナーチャリングとは

直訳すると「育成」の意味で、見込みユーザーの興味を段階的に上げ、利用意欲を育てるような施策を呼びます。

ユーザー獲得のためには従来の営業のイメージだと飛び込み営業やテレアポを思い浮かべる人もいると思いますが、この方法だと、利用意欲が高まっていない人にはどんなに上手な営業手法を用いても響きません。

ナーチャリングの1番のメリットは、情報収集の段階にいるユーザーとお互いに歩み寄りながら良い信頼関係を築くことができ、結果的にいい気持ちで自社が提供する商品・サービスを利用してくれるところにあります。

また、広告においてもナーチャリングは重要な考え方です。

従来のテレビやWEB広告はいわゆる「プッシュ型」とよばれ、受け取る側は煩わしさを感じ、嫌われるようになってきました。

なので、ただ「買って欲しい!」と押し付けるような広告ではなく、ユーザーが情報収集でさまざまな媒体を回っている際に優良な情報を提供することで、商品やサービスにいい印象を持ってもらえます。

 

ブログ運営に使える場面

ナーチャリングの考え方はWebライターだけでなく、自身でブログを運営する際にも役立ちます。ここではブロガーが役に立つ場面を解説していきます。

 

アフィリエイト記事

アフィリエイトとはWeb広告手法の一つで「成果報酬型広告」とも呼ばれます。

企業はASPと呼ばれるアフィリエイトサービスに登録し、ブログ運営者はその登録された企業の広告を掲載します。広告経由でサービスや商品が購入・申し込みがされれば、成果報酬としてブログ運営者に支払われる、という仕組みです。

アフィリエイトで重要なポイントは、上手なセールストークを並べることではなく、ユーザーにどのような情報を提供し、どのように購入まで気持ちを高められるかです。この考えはナーチャリングの「育成」に似ています。

ユーザーがどのような興味段階にいて、どのような情報を欲しがっていて、商品のどんな特徴を伝えれば購入に結びつくかを考え、記事構成を作っていきましょう。

 

SNS運用で自身のブログにつなげる

企業がSNSでナーチャリングを行うように、個人ブログでも同じように活用できます。

ブログは、ユーザーが検索しマッチングすることで初めてサイトに訪れてくれます。そのため、検索からしか導線がありません。

つまり、ユーザーが検索しなければブログにたどり着くこともできません。また、検索上位に表示されなければクリックされないため、ライバルとの熾烈な表示争いに打ち勝つ必要があります。

一方SNSは、発信することで不特定多数の人々のタイムラインに流れてくる可能性があるため、そこから導線を作ることができます。

ブログと同じコンセプトの内容を小出しで発信することでユーザーに興味を持ってもらい、フォロワーをたくさん獲得することで、ブログ流入を狙えます。

ここでも良質な情報発信を忘れずに絶えず発信していくことで、ユーザーとの信頼関係を築くことができます。

 

ライターで使える場面

ナーチャリングの考え方は、企業の広報担当者やメディア担当などが用いる考え方ですが、Webライターにもとても役に立つ考え方です。

理由は、ナーチャリング施策手段のほとんどが「文章」であるためです。なので、クラウドソーシングで企業が求人を出している場合はだいたいナーチャリング施策であることが多いです。

それぞれ解説していきます。

 

オウンドメディア

オウンドメディアとは、企業が自社で運営しているWebメディアです。主にマーケティングやナーチャリング施策で運営しているサイトを指します。

オウンドメディアを通して関連した有益な情報を記事にし、ユーザーにとって有益な情報を発信し続けることで、信頼関係を構築でき、幅広いユーザーにアプローチできます。

記事の流れで自社商品やサービスの紹介を載せることで、商品を購入してもらう狙いもあります。

しかし企業にとっては、有益で良質な記事を配信し続けるのは大変な労力です。

広報担当が自ら書いている場合もありますが、大半は外注し、クラウドソーシングにその案件が流れてきます。

もしこういったナーチャリング目的でのオウンドメディア記事の受注に成功できたら、企業とユーザーの架け橋になるような質の高い記事を執筆しましょう。

 

SNS運用

オウンドメディアは検索して見つけてもらうのに比べ、SNSはユーザーが意図しない場所で接点を持てる可能性を秘めています。

そのため、発信される情報はユーザーにとって大きな影響力を持つようになりました。

ユーザーの”ファン化”を目指すことで良質な集団形成ができ、さまざまなアプローチを好意的に受け取ってくれるユーザーを多く獲得できます。

SNSはX(旧Twitter)、Instagramなどが挙げられ、どれも「質のいい情報を伝える」ことが重要となってきます。

SNSも毎日大量に発信し続けるのは至難の技ですので、外注している場合が多いです。

もし受注できたら、ライターは媒体ごとの特徴をとらえ、簡潔で良質な情報を発信する必要があります。

 

記事LP

ライター案件には記事LP制作を依頼されることもあります。記事LPとは、LPに飛ぶ前に挟む「読み物に特化したLP」です。

よく検索結果の上位に「広告」と付いたリンクが並んでいる時がありますよね。これは「リスティング広告」と呼ばれ、それをクリックするといわゆるLP(ランニングページ)に飛びます。

LPにはセールストーク満載の情報が並んでいますが、まだ情報収集の段階でただただ商品説明が並んでいても、ユーザーにとっては気持ちが引いてしまいますよね。

そこで、ユーザーが知りたい情報を記事として提供し、関連してサービスや商品の紹介へと導線を作り出すことによって、ユーザーの意欲を高めた状態で購入してもらえるような狙いがあります。

あくまでユーザーに興味を持ってもらうことが最重要ですので、ライターはより情報をわかりやすくまとめた「ユーザーファースト」な記事を書くことが重要です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

企業がよく使うイメージのあるナーチャリングですが、工夫次第で個人事業主であるライターやブロガーには強い武器になり得ます。

ナーチャリングは奥深いので、興味を持った方はさらに深堀していって、自身の仕事にぜひ活かしてくださいね。