【嫌われる勇気】仕事で使える「承認欲求の否定」の考え方を解説!

嫌われる勇気

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仕事が憂鬱な<br>ビジネスマン
仕事が憂鬱な
ビジネスマン
  • 仕事が嫌で出勤したくない…。
  • 仕事上での人間関係が憂鬱…。

このような悩みを持つ人は、もしかすると相手の要求に100%答えなくてはいけないと思っているかもしれません。

今回は、そんな人におすすめしたい「承認欲求の否定」の考え方を紹介します。

この考え方は「嫌われる勇気」で一躍有名になったアドラー心理学で出てくるもので、「本能的に備わっていると考えられていた承認欲求をなくすべきだ」という主張は、多くの人に衝撃を与えました。

仕事で辛い思いをしている人は、同じように衝撃的で、悩みを一掃してくれる考え方かもしれません。

ぜひこの記事を一度読んでみて、いつもの考え方を振り返ってみてくださいね。

参考文献はこちら!

アドラー心理学における「承認欲求との向き合い方」は?

本書では、ある青年の哲学者が出てきます。

青年は現在大学司書として働いていますが、本心では先生になりたかったそうです。しかし両親からの目もあり、現在の職についています。

そんな青年に哲人は、どうしてそのように決断したかを問いかけました。すると青年は「承認されたかった」と答えます。

私たち人間は、誰かに承認されたいと少なからず思いますよね。それがモチベーションに繋がったり、生きる意味につながることもあります。

しかし、アドラー心理学ではこういった考え方に反論。

承認欲求を抱えた青年に、また哲人は語りかけます。アドラーは「承認欲求を否定する」と。「他者から承認は必要なく、むしろ求めてはいけない」と語り始めました。

嫌われる勇気の本質的な意味とは?

題名にもなっている「嫌われる勇気」。これは、もちろん嫌われる行為をあえてすることではありません。

本書ではこんな印象的な一文があります。

他者はあなたの期待を満たすために生きていないし、
あなたも誰かの期待を満たすために生きてはいけない

嫌われる勇気
岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)

相手が抱く「あなたの理想」の期待をなぞって生きてしまうと、それは相手の人生を生きることになり、自分の人生を生きてはいないのです。

もし、誰かの期待に100%答えられたとしても、自分自身は本当に幸せになれるとは限りません。

重要なことは、自分がどう行動すれば他者貢献の実現ができるかを考え、行動することです。

本書では、自分が幸福になるために、他社の評価を求めずに他社貢献をすることが大切だとしています。

なので、もし相手の要求に応えられなくても、自分自身が100%の力で他者貢献をした!と思えればそれでOK。

また、自分の言動を相手がどう思うかはコントロールできません。

本書ではこれを「課題の分離」と考え、相手の課題と自分の課題を分離し、相手がどう思うかは相手の課題なので、自分が取り組むべき課題ではないとしています。

ないので、考慮する必要はなく、自分がどうしたいのかだけを考えることが重要です。

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仕事における「相手の欲求を満たさない働き方」の具体例

承認欲求をなくす考え方は、あらゆる場面で発揮してくれます。ここではその中でも仕事をする上で発揮するべき場面を紹介していきます。

具体例①

売り上げ目標を80%は越えるように、と上司から言われているとします。

しかし、あなたは売り上げをあげることより、お客様ともっとコミュニケーションを取ることの方が重要だと思っています。

そのときは、相手(上司)の期待には応えなくても良く、お客様とコミュニケーションを取るべきだと主張し、そのように行動しても良いのです。

具体例②

上司は残業が大好きで、残業している人こそ仕事ができる人だと考えています。

しかしあなたは残業しなくてもスムーズに仕事を裁くことができ、いつも定時で帰れるとします。このとき、もし上司に嫌味を言われたとしても気にしなくて良いのです。

具体例③

職場ではお昼になると同僚同士で集まって、よくランチ会を開いているとします。最初は参加していたものの、毎回参加するのがもし辛いと思っていたら、もし同僚全員が参加しているとしてもあなたは断ってOK。一人の時間を大切にしても良いのです。

そこで陰口を言われたとしても、自分の行動で相手がどう思うかは「相手の課題」なので無視しましょう。

まとめ|仕事で辛い人こそ、「他人の期待」に惑わされずに生きよう!

仕事で辛さを感じる一つに、「要求に応えられないこと」があると思います。もちろん自分が頑張りたい、と思えれば頑張るべきですが、「やらなければ」とおもって要求をのんでいるならば、少し立ち止まって見ることも必要かもしれません。

ぜひ「嫌われる勇気」を参考に、相手の欲求を満たさずに、自分自身の人生を生きることを見つめ直してみてくださいね。

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