仕事が優秀な人は適度にサボっている!サボりが必要な理由を解説!

仕事術

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仕事をいつも全力で頑張っているのに、なかなか結果が出ないと悩んでいませんか?

頑張りすぎて仕事が辛いと感じていたり、真面目に取り組みすぎて適切な手の抜き方がわからないという方も多いかもしれません。

そんな方は、仕事を適度にサボる意識を持つことがおすすめ。

常に全力だとすぐに息切れを起こしてしまいますが、適度に力を抜けるようになると長く仕事に取り組めます。

今回は、適度にサボることの必要性とサボるための考え方やテクニックを紹介。

ただサボるのではなく、しっかり結果が出るようなサボり方、手の抜き方を紹介していますので、仕事のしすぎで悩んでしまっている方は、一つの考え方としてぜひ参考にしてみてください。

「サボり」が必要な理由

「サボる」と聞くと、つい悪いことのように感じてしまいますよね。

しかし、適度にサボることは、仕事をする上で必須スキルと言えるほど重要なことなんです。ここでは、優秀な人ほどサボることが上手である理由を挙げていきます。

人間の集中力はせいぜい15分程度しか持たない

いつでも集中して取り組んで、高クオリティの仕事をしたいですよね。しかし、実際人間の集中力はどれくらい持つかご存知ですか?

個人差はあるものの、成人の場合は50分程度と言われています。しかし、この50分間もずっと高い水準なわけではなく、継続して集中できるのは15分間程度です。

この15分が過ぎると一度集中力が落ち、また集中力が戻ってきて再度15分間集中する、といった周期が繰り返されています。

この波が3回ほど繰り返され、プラス5分程度が合わさって50分間になります。

社会人は大抵8時間働く必要があり、お昼休憩を挟んだとしても連続で4時間は仕事に取り組まないといけません。

しかし、人間の仕組みから考えると4時間続けて高い水準で集中できないため、働く上では集中する時間と休む時間を考えてスケジュールを組む必要があります。

もし、集中力が続かなくて困っている、という方は、この脳の仕組みを理解したうえで対策を取るのがいいかもしれません。

ぼんやりしている間にも脳は働いている

仕事中はずっと集中して作業しなければ、と考えてはいませんか?

実は、ぼーっとしている時間も、脳にとっては大切な時間です。

ぼーっとしている時、人間の脳はDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)になります。DMNとは、脳が無意識に活発になる脳機能を指します。

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昔は「脳にとって無意味な状態」とされていましたが、近年の脳科学の研究により「情報の整理」と「創造的な結びつき」に大きく関与していることがわかってきました。

DMNになると、情報が次々と整理され、今まで思いつかなかったようなアイデアが浮かんできたり、物事を俯瞰して考えられ、将来的なことも考えられるようになります。

ぼーっとしている時間は罪悪感を感じるかもしれませんが、その瞬間にも脳が働いているとわかれば、適度に休憩をとっていきたいですね。

同じクオリティであれば、サボっていてもサボっていなくても同じ評価

仕事において一番見られるポイントは、過程より納品物です。

どんなに時間をかけて作っても、納品されたものが低クオリティだったらその仕事の評価も低くなるでしょう。

時間をかけるよりも、同じクオリティでいかに早く仕上げるかが大事な場面はたくさんあります。その心がけが結果的に効率化につながり、「サボっても大丈夫な時間」を生み出せます。

結果が出るサボり方を解説!

サボる重要性をわかっていただけたでしょうか。

ここからは、実際にアクションを取るためのテクニックや考え方を紹介していきます。仕事の中で取り入れられるところから始めてみてください。

仕事の優先順位をつける

仕事をサボるためには、効率的にタスクをこなすことが鍵となってきます。効率的にこなすには、タスクの優先順位をつけることが基本です。

優先順位を考えずに目についたタスクから手をつけるのは、とても非効率です。自分の首を絞めてしまう上に、相手にも迷惑がかかるかもしれません。

優先順位をつけるには、まず今あるタスクを一度全て洗い出します。次に緊急度と重要度を照らし合わせ、以下4つのグループに分けます。

 ① 重要かつ緊急度の高いタスク

 ② 重要だが緊急ではないタスク

 ③ 重要ではないが緊急のタスク

 ④ 重要性も緊急性も低いタスク

①は言わずもがな第一優先で手を付けるタスクです。

②と③のタスクはどちらを優先にすべきかは、状況によって変わりますが、多くは緊急性を優先した方がよいでしょう。

④は、タスクの中ではもっとも優先度が低いタスクです。場合によってはやらなくてもよいタスクかもしれません。必要性を考えて、思い切ってやらない決断してみましょう。

作業の目的を再考する

作業の目的を洗い出し、しっかりと自分軸で仕事をすることで、どこが手の抜きどころなのか、休憩すべきところなのかが見えてきます。

休めない人の特徴として「みんな頑張っているから、自分だけ休めない」などと考えてはいませんか?

周りの目を気にして合わせていると、自分のタイミングで休めず、結果的に燃え尽き症候群になってしまうかも。

目的主義であれば、目的達成のために休むことも必要だとわかっているので、サボりをサボりだと思わず、目的のための必要な時間だと捉えます。

一度、仕事を自分ごととして考え、仕事の目的を再確認してみましょう。

15分ごとに休憩をとり、身体を軽く動かす

前述した通り、人間が高水準で集中できるのはせいぜい15分程度です。

もし集中力を維持したいなら、15分ごとに作業を区切り、一旦休憩がてら身体を動かしてみましょう。

モチベーションは脳によって決まると思われがちですが、身体が動けば脳のやる気も出てくると言われています。つまり、身体が脳の主導権を握っているのです。

一度立ち上がり、ストレッチをしたり軽く周りを歩いてみましょう。モチベーションも復活して、再度作業に集中して取り組めます。

会社に固執するのをやめる

何事にも100%全力で取り組んでしまう人は、「絶対に失敗してはいけない」「絶対に結果を出さなければ」と、過度なプレッシャーを感じてしまっているかもしれません。

とくに本業しか収入がない場合は、プレッシャーを感じやすいでしょう。

過度にプレッシャーを感じてしまうと、気持ちに余裕ができず、上手に休むことはできません。

「失敗してもなんとかなる」「これで結果が出なかったら転職してもいいな」などと軽い気持ちで取り組むと、案外結果がついてくるものです。

日頃、会社に執着してしまっていないか、振り返ってみてください。

場合によっては副業をしたり、プライベートでスキルアップのために勉強を続けてみると、会社への執着心を捨てられるかもしれません。